ボイスターの利用事例
岐阜県 会社経営 恩田聖敬さん
恩田さんは、FC岐阜社長就任中にALSと診断を受け、将来に備えて声を収録、ボイスターを作成されました。
現在は自ら立ち上げた株式会社まんまる笑店の社長として、またALSの当事者として、様々な分野にわたる講演活動を行われています。
発声の明瞭性が下がってきた現在も、ボイスターを活用した「自分の声」による講演を精力的に行われています。
ラジオパーソナリティ 米沢 和也さん
米沢さんは、ALSと診断されたことをきっかけに、三角山放送局のラジオ番組「ALSのたわごと」のパーソナリティを始めました。
気管切開により声を出せなくなりましたが、事前に作っておいたボイスターと、目でパソコンを操作できる視線入力装置を組み合わせ、ご自身の声をラジオで届け続けることができました。
大阪芸術大学 牧泉教授
牧教授は、下咽頭がんの治療のため、喉頭摘出を余儀なくされました。
声が出せない状況では教壇に復帰できないと落胆していたところ、ボイスターで声を残せることを知り、術前にボイスターをつくることにしました。
手術後、ボイスターを使って教壇復帰され、週2回の講義を継続されました。コミュニケーションも円滑で、学生からの評価も大変高いものでした。